ネガティブな気分とストレス対処方法について

こんにちは。

7月以降、ブログの更新がとまってしまいご心配をおかけ

いたしました。本日から再開させていただきます。

今後も引き続き変わらぬご愛顧、何卒よろしくお願い致します。

 

さて、ここのところ肌寒い日が続いておりますが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか。

ついこの前まで猛暑日が続いておりました。気候の変動が激しい時は心身とも疲れやすく、ストレスを感じやすいと

思われます。ストレスを感じやすくなるとネガティブな気分や思考が起こりやすくなります。

そこで本日は「ネガティブな気分・思考とストレス対処方法」についてお話をしていきます。

 

休職開始から暫く経過し、身体的にも精神的にも落ち着いてくると、多くの方はいやが応でも「復職」のことを考え

始めると思います。 その際、

「そろそろ仕事に戻る時期かな。休職前にやっていた業務、誰が引き継いだのかな」

「今、どうなっているかのな・・・。戻った時、ちゃんと仕事できるかな・・」

「あーそう言えば、ミスした時の上司の○○さんの言葉、きつかったな・・・」なんて振り返りが始まっておりませんか?

 

上手くいかなかった時のことが芋づる式に思い出され、気持ちの落ち込みや憂うつな感じ、もしくは復職への不安が

出てきているのではないでしょうか?

このような「自動的な記憶の発掘」と「ネガティブな気分の増加」が起きてしまう1つの理由として

「気分一致効果」「思考抑制の逆説的効果」が考えられます。

 

「気分一致効果」とは「ネガティブな気分にいると、以前同じようにネガティブな気分を味わった時の記憶が思い出されやすい(ポジティブな気分の時も同様)」という、人の記憶と気分に関する特性のことです。

「思考抑制」とは「ある対象について意図的に考えないようにする努力 」のことです。

「逆説的効果」とは「”考えないようにしよう”とすればするほど、考えてしまう頻度が増えたり、抑えようとしている気分が強められる」現象のことです。

 

上の例のように休職したときのエピソードを振り返った際に、ぐるぐると考えつづけてしまったり、

不安な気持ちが強くなっている方は、この二つの効果による悪循環に陥っている可能性があります。

つまり、振り返ったエピソードの中のネガティブな情報をキャッチし、気分がネガティブな方向へ移り、

気分一致効果によって複数思い出される。思い出された事やその気分を「考えないようにしよう」とすることでかえって考えや気持ちが強くなってしまう、というスパイラルに陥ってしまっていると思われます。

もし思い当たる方がおりましたら、以前のブログ(新米日記15粒目 ストレスは追っ払うが吉)で紹介したコーピングを

使ってみることが良いでしょう。

 

当院のリワークでは、休職に至った経緯やご自身のストレス対処パターンなどの振り返りを、負のスパイラルに陥らずに体系的に取り組めるようプログラムを構成しております。

 

ご興味がある方は是非、当院の見学・相談をご利用ください。  随時、受け付けております。

 

皆様からのご連絡お待ちしております。

 

 

参考文献

高橋雅延・谷口高士編(2002)『感情と心理学 発達・生理・認知・社会・臨床の接点と新展開』北大路書房

デイビッド・A・クラーク著(2006)『侵入思考-雑念はどのように病理へと発展するのか‐』

 丹野義彦監訳・杉浦義典ほか訳,星和書店

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