こんにちは。
やっと本格的な梅雨が始まりましたね。

さて、今回のテーマは、女性特有のメンタルヘルスについてです。

周期的に体調が悪くなったり、気分が落ち込んでしまうという症状はありませんか?
こういった症状は多くの女性に見られ、月経前症候群(PMS)とか、月経前不快気分障害(PMDD)といった診断がつくこともあります。後者のほうがより重篤で、社会生活に支障をきたすような症状が含まれます。
こうしたホルモンバランスの変化によって生じやすい症状としては、抑うつ気分、不眠や過眠といった睡眠障害、イライラや悲しみなどの情緒不安定、コントロールできない焦り・緊張・不安感、といったものが挙げられます。
さらに、PMDDをもっている方はそうでない方と比べて、うつ病の罹患率も高いといわれています。

こう見ると、なにか特殊な病気のように感じるかもしれませんが、PMSの症状を感じている女性は、なんと約50%(研究によっては80%とも)にものぼると言われています。
そして、全体の3~8%程度の方が、PMDDの症状をもっていると言われています。
決して珍しい症状ではないですよね。

以上のことから何がわかるでしょうか。女性はメンタル面のリスクが大きいから、働くのには向いていないのでしょうか?多くの女性が輝かしい業績を残している社会の流れを見れば、決してそんなことは言えません。
これは裏を返せば、現代社会で生活する女性の中には、こういった症状を抱えながらも自分らしく活躍している方がたくさんいらっしゃるということですよね。

PMDDの症状については、SSRIなどの抗うつ薬が有効というデータがあり、セロトニンという脳内物質との関連も指摘されています。
また一部では、不眠などの睡眠障害に対して睡眠導入剤を用いたり、睡眠リズムや食生活を含めた生活記録をとったり、ストレスコントロールのためにカウンセリングなどの精神療法が行われることもあります。
いずれも、婦人科というよりは精神科の治療のような感じがしませんか?
気分の不調などにより社会生活に支障が出るような状態ですから、精神科にかかることも珍しくはないのです。
(もちろん、きちんと婦人科の診察を受けることも大切です。)

PMSやPMDDは「ホルモンバランス」がキーワードなので、身体の病気といえます。しかし、そもそも身体の状態と心の状態は密接に関わっているものです。
「体質だから諦めるしかない」と感じている方も、生活習慣を見直したり、ストレスコントロールを身に付けていくことで、症状が改善する可能性が大きいのです。
リワークでもそういった狙いのプログラムが行われていることは、HPでも紹介している通りです。
仕事のことや生活のことだけではなく、そういった自分の身体との付き合い方も、一緒に考えていけたらと思っています。

当院のリワークデイケアでは、性別や年齢に関わらず、それぞれの症状やニーズを聞き取って復職への支援を行っています。
自分にリワークが必要なのかどうか分からない、相談してから決めてみたいという方も、ぜひお気軽にお問合せをしてみて下さいね。

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