感覚を豊かにする

こんにちは。日中の温度も心地よくなり、春らしい気候になりましたね。

さて、今回は人間にとって大切な感覚である「五感」についてのお話です。
五感とは視覚・聴覚、嗅覚・味覚・触覚のことを指します。
五感が刺激されると自律神経の調整にも良いと言われますで、感覚を豊かにしておくことは大事なことなんです。

では、五感を刺激するにはどうしたらいいのか?一例として「餃子作り」をご紹介します。

1.皮を作る
普段はスーパーで買うことが多いと思いますが、ぜひ皮を手作りしてみてください。
サラサラした強力粉に水を加えます。最初はベトベトしますが、こねていくと徐々にもちもちしてきます。
そのもちもちを充分に楽しんでみましょう。
こね終わったら少量ずつ分けて、伸ばし棒で薄く円形に伸ばすと皮は完成です。

2.野菜を切る
中身の好みは人それぞれあると思いますのでお好きなものを用意してくださいね。
ここでは、キャベツ、ニラ、ニンジンをみじん切りにします。
ザクザクと音が聞こえますし、それぞれの野菜の香りもしてきます。
緑にオレンジ、色合いも素敵です。音、香り、色合いを充分に味わってみましょう。
野菜を刻んだら、ひき肉、卵、生姜、ニンニク、オイスターソースを加えてこねていきます。
皮とはまた違った触り心地を感じられますよね。
これでタネ作りは完成です。

3.タネを皮で包む
タネを皮のもちもちを感じながら包んだら焼いていきます。

4.焼く
油を引いて、フライパンに並べると、ジュージュー音がしていい香りもしますね。
音と香りを充分に味わってみましょう。
軽く焼き目がついたらお水を入れ、蓋をして蒸し焼きにします。
数分経ったら蓋を開けてみましょう。
餃子の香りがブワーっと溢れ出てきますので存分に香りを味わってください。
そのまま水分をほどよく飛ばしたら完成です。

5.食べる
醤油、お酢、ラー油など、好みのたれを用意して食べましょう。
ゆっくりよく噛んで、餃子の味と香りを充分に味わうことを忘れずに。
おもわず「うまい!」「おいしい!」と声が出ちゃうかもしれません。
ぜひ、その時に感じたこともじっくりと味わってみてください。

普段何気なく作っている方も食べている方も、その感触や音や香り、色合い、味に意識を傾けてみると、いつも以上に感覚が研ぎ澄まされるかもしれません。
ぜひ、自分に合った方法で五感を刺激してみてください。

当院クリニックの情報

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