よい睡眠は回復の要

こんにちは。
最近は暖かくなり、気温が20度を越える日も増えてきていますね。
激しい寒暖差は自律神経の不調のもとにもなります。服装や空調など、調整できるところは調整して、気持ちよく過ごせるように心がけましょう。

本日のブログのテーマは「睡眠」です。
実は、リワークでは、睡眠の管理はとても重要になってきます。
どんな症状・状態の方でも、睡眠をはじめとする生活習慣を見直すことから始めています。

「うつって心の症状だから、睡眠は関係ないんじゃないの?」、と思われる方もいらっしゃるかもしれません。しかし、心の状態と睡眠には密接な関係があるというのは、医学的にも多くの研究で言われていることなのです。

うつ病の症状として、睡眠障害(寝付けない、起きられない、朝早く起きすぎるなど)がみられることもあります。最近では昔に比べて依存性の少ない睡眠薬も増えていますので、うつとまではいかない方でも、心療内科などで睡眠薬を処方されたことがあるかもしれません。しかし、睡眠薬の服用以外にも、自分でできる対策があります。薬を効果的に使いながら、質の良い睡眠をとることが回復の秘訣です。

睡眠の質を改善するためには、いくつかポイントがあります。

◆必要な睡眠時間には個人差がある。
「3時間睡眠でも大丈夫」という方が稀にいるのはこのためです。また、基本的には年齢を重ねるほど、睡眠時間は短くなっていきます。

◆睡眠の陰に病気が隠れていることもある。
激しいいびき、呼吸が止まる、足のむずむずなど、気になる症状があれば医師に相談が必要です。

◆睡眠を妨げる要因を知る。
30分以上の昼寝や、寝る前のカフェイン、タバコ、飲酒、熱い風呂は寝つきを悪くします。

◆太陽の光を浴びると、寝起きだけではなく、寝つきにも良い。
身体には、太陽光を浴びることが1日の始まりのサインになります。つまり、光を浴びないでいると、その分眠くなるタイミングも遅れてしまうのです。

◆睡眠薬は、用量用法を守って使えば安心。
自己判断でやめたり増やしたりすることは、かえって副作用の原因になります。正しく使えば、長期に渡って使用しても安全です。

いかがでしょうか?睡眠は、身体の健康だけではなく、気分や美容にも密接に関わってきます。日々の生活を充実させるために、日ごろから自分の睡眠リズムの見直しをしてみてもいいかもしれません。
(当院のリワークに参加する際には、皆さまに直近の睡眠リズムの提出をお願いしています。)

※当院ではリワークプログラムの見学・相談会を実施しています。
web予約、もしくはお電話で気軽にお問合せをしてみてくださいね。

当院クリニックの情報

  • 所在地:〒160-0022 東京都新宿区新宿2-1-1 白鳥ビル2F
  • 電話番号:03-4405-6946(リワーク直通、10:00~18:00)
  • リワークは毎週月~金(10:00~16:00)でプログラムを行っております。
  • 見学相談は、16:20から1時間程度、HPでも、お電話からでもご予約いただけます。
  • 見学相談は、人事などご本人様でなくともご参加いただけます。
  • リワークは、当院にお罹りでない方でもご利用いただけます。